好奇心マガジン

【ボクらの時代】2019年9月22日放送は小栗旬・沢尻エリカ・蜷川実花

2019年9月22日のボクらの時代のゲストは・・・
小栗旬、沢尻エリカ、蜷川実花の3人。

蜷川は写真家、映画監督として活躍していて、
沢尻は映画「ヘルタースケルター」2012年で
小栗は現在公開中の映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」と
それぞれ蜷川が監督した作品で主演を務めている。

沢尻も出演している今回の撮影秘話や
家族ができてからの心境の変化、作品に対するそれぞれの価値観などを
語り合っています。



 

2019年9月22日のボクらの時代放送内容


カンパーイ。お久しぶりです。と
3人で乾杯をするところから始まります。

場所は、東京・赤坂見附の宵の口

◆俳優:小栗旬(36) →今回の映画では、主演で家族を愛しながらも裏切ってしまう天才作家を演じた。

◆女優:沢尻エリカ(33) →映画「パッチギ!」2005年で日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞。

◆映画監督・写真家:蜷川実花(46) →2007年映画「さくらん」で映画監督デビュー
映画「ヘルタースケルター」「Dinerダイナー」を監督。
父は、蜷川幸雄さんで小栗旬さんの恩師でもあります。

小栗と沢尻の初共演は、10代の時でした。

:ほっとんどしゃべってないよね?
:沢尻エリカものっすごく怖かった(笑)
:いやいやいやいや・・・

ヘルタースケルター以来、プライベートでも仲の良い
沢尻と蜷川。

:前回は本当に辛くて・・・へルターやってる時はまじで風呂場で
3回気絶してるんです。

蜷:蜷川主演の時は、精神的に疲れすぎて寝てしまうから
一人で風呂に入っちゃいけないね。

:俺も風呂場で気絶寸前だった。

:今思えばさ、初日のラブシーンちょっと遠慮してて
可愛いよね。

:だってしたことなかったんだもん。

えっ嘘でしょ!まじ!へ~~。意外。

:ラブシーンて誰かに教わるものじゃないから
時代が違うとはいえ、普段のが出るから
ものくそ怖いよね。

:あっこうするんだ。へーみたいな(笑)

:でも女優陣は皆、小栗君良かったって言ってたよ。

ラブシーンはやっぱり女性が体を張るものだから
脱ぐ時に潔く脱いでるのを見るとカッコイイと言い、

:逆に俺のがオドオドして手汗半端なくて
ずっと手汗を拭いてたよ。
手汗が凄い男って嫌われるでしょ?

 

沢尻エリカの印象?

:なんとなく普段よく知ってるけど
すっごい素直じゃん。びっくりするぐらい真っすぐで不器用でしょ。

:思ったより男の子っぽいんだよね。

:男兄弟の中で育ってるから男の子っぽいかも。

:現場で何が最高っていっつも現場で
ママの弁当持ってきてて沢尻エリカがお弁当箱を
パカパカ開けて控室でお弁当を食べてるって
すげ~素敵と思って見てたわけ。

 

今の仕事のきっかけは?

:舞台に興味を持ったのは、間違いなく父親の影響で~
◆小栗哲家(小栗旬の父):オペラを中心に活躍してきた舞台監督。

俺よりも全然先に蜷川幸雄さんとも仕事をしているし・・・。

必ずスタッフも同じ人間なんだから名前を覚えなさいとか。

それで全員言えるんだけど俺よりも先に名前を言えてたのが
香川照之であれに会った時にムカついた(笑)

:私はずっと蜷川幸雄の娘って言われてたから
いち早く蜷川実花という個体になりたくて
小6から写真を撮り始めた。焦ってた。

:私も小6で元々安室ちゃんが大好きで
芸能界に入れば会えると思ったからだけど
事務所とかわからないからとりあえず
雑誌めくって書いてあったのが昔の事務所だった。
プリクラ貼って応募した。

:俺も同じぐらいの歳で、内田有紀さんが大好きで
この世界に入ったらきっと会えると思ったから始めたの。

:私たち芝居はうまくないけどやっぱり好きだからって
にこやかにこの二人が話してるの凄いなと思ったよ。

:好きって原動力って何物にも変えられないものだから
これは私は自分で誇れるものだなって思う。

:俺はいい話ができたなと思ったけど
その話をする前は正直、そんなに芝居するのが好きじゃない人だと
思ってたわけ。

やりたくない役でも需要がある事もあるし、自分を変える事もあって、
それをやった上で好きな役が巡ってくる。

やりたい役をやる為にやりたくない役もやるんだ。

※会話の中でクッションを抱く役があって
それやるの俺?って嫌だったけど
女性マネージャーの勧めでやったから今がある。と言ってて
役名は言ってなかったけど花沢類ってすぐわかりました。

:ここ3年ぐらい仕事に対するマインドが変わってきた。
仕事もプライベートももっともっと頑張ろうみたいな。

 

一番しんどかった時期は?

:一番しんどかったのはね・・20代中盤ですね。
結局、蜷川さんが俺の中で物凄くでかくて
蜷川さんの「カリギュラ」2007年という舞台が終わってから
3年ぐらい物凄くしんどかったんですよ。

何をやってもあれ以上の自分になるつもりはない時間を過ごしてて・・・

:それをどうやって抜けたの?

:意外と演劇だけは続けてきたから演劇が助けてくれたってのは
あったのかもしれないけど
森山未来や早乙女太一みたいなとんでもね~技を持っている
自分より年下に会った時に、
こんな人達がいるなら俺も頑張らないといけないと思えたのは
大きいかもしれない。

:一番辛かったのは21かな?

:そうね。2007年の別に・・問題のあたりに
俺、若干ブレイクしてるわけ。

全員:(大爆笑)

情熱大陸やってカリギュラやってが
2007年なんだよね。

:二十歳ぐらいから物凄く忙しくて
あの頃って偽ってたんだよね。
沢尻エリカ像はこうだとかこうしなきゃいけないとかで
追い詰められて結果、潰れてしまったんだけど。

それこそ凄いバッシングだったし
しばらくほんと海外に行って
誰も居ないところで生活したのがいい経験だったし
根本から見つめ直せた。

それでもう偽るのはやめようってなって
復帰第一作目がへルタースケルターで
あれも大変だったけど(笑)

:ほんとすいません(笑)

:だって一時期ね、日本の女優さんと思えないぐらいなんか
スキャンダラスな人だな。いききったんだなってこっちは見てるからさ。

:沢尻エリカがどこにいるのか?みたいな状態だったよね。
うちでパジャマ着ていますけどってね。
よく泊まりに来てたもんね。

:俺もけっこうやばかった時、最初の撮影が実花さんだったりした。
何に切れてるのかわからないけどいろんなものに切れてて・・・。

 

今回の映画への影響

小栗旬の役が家族を愛しながらも裏切ってしまう天才作家ということで

:今回、家族のシーンがあったけど
実際、お子さんがいることで影響してることってある?

:絶対あると思います。
父親の役の時は、助けになってるなと。

元々、子供が物凄く苦手だったから
例えば今回、子供がいない状態で
撮影していたら子供達と一切口きいてないです。
どう接していいかわからない人だったから。

:現場で赤ちゃんを抱くシーンがあって
ほんとに泣かれて泣かれてしょうがなくて
でも実花さんがパッと抱くと泣き止んだりして
やっぱ違うんだと思って凄いショック受けてたんだけど・・・。

:エリカも子供ほしいでしょ?

ほしい~
それで自分がどう変わっていくんだろうみたいな。
変わっちゃうから不安もあるのよ。変わりたくないみたいな。
でも、ほしい願望もあるしどうなるんだろう。

:なんか子供をもって落ち着いちゃったね。とか
丸くなったねとか言われたらそうかもしれないけど
ぜって~そんなことね~から!
丸くなった覚えね~から!って・・

:私もそれ凄い嫌だった。
写真が優しくなったねとか言われたら
〇ロス!とか思ってた。なってね~し。

いや難しい。守るべきものがあるから
頑張れるのも確かにあるし、
でももしこの環境がなかったらもっとアクセル踏めるのにって
思う瞬間もあるし

映画監督とお母さんてめちゃくちゃ相性が悪くて
写真の撮影だったら単発だからいいけど
映画中は全部持ってかれてたからなかなか両立が
凄く難しかったな。

子育ての難しさについて共感しあう蜷川と小栗。

お互い、子供にうるさく言ってしまうそう。

子供は、フィクションから現実に引き戻してくれる存在。

:どうしてもこのお餅を食べたいと朝方からされると
お餅っていうワードも楽しいし
お餅食べようかってなる。

:どういう風に人を好きになる?

:みてくれではない気がする。私の場合は。

:うん。って(上見ながら)いろいろ思い出した(笑)

:好きになったら好きになっちゃう人だから。

:可愛いんだよね。恋してる時のエリカ~。

:きっと最近、良いんだろうなって思う。顔を見ると。

:かなりいろいろ頑張ってる。順調で~。うん。

:なに。ニコニコニコニコして~。

:素晴らしい!
役をやっててこの人好きになるって思ってた時は、
ほぼほぼ好きになってたし、
どんどん勝手に好きになっていって
こっちだけだったりするしさ。



 

フィクションとリアルの境界線が分からなくなることはある?

:あるあるあるある!!役を生きるってそういうことなんだって
信じてたりしたから。

:人間は心が弱いからこそ演じることに命かけて
何かを頼ってしまって結局、役者がオーバー〇ーズ(〇はDOU)みたいことになって
最悪なことになってしまうみたいなのは
あるよなって思うわけ。

例えば、一番最近で言えばヒース・レジャーみたいな人だって
◆ヒース・レジャー
映画「ダーク・ナイト」でジョーカー役を怪演。
2008年処方薬の過剰摂取で亡くなった。

あのジョーカーを生んだんだってなったら
なるよ。だって現実がきっとどこかわからなくなっちゃうんだよ。

じゃあ、どうしたらいいかって色んな想像力で補いましょう。
って一番重要なところになってくるよね。
自分の想像力を信じてみようかなっていうのも増えてきたかもしれない。

終わりトーク

:朝からね~。

:すげ~しゃべったよね。

:普通にしゃべっちゃったけど大丈夫なのこれ。

 

2019年9月22日のボクらの時代の感想

終始、笑いが絶えない感じで見ていても楽しかったです。
蜷川実花さんがいつもさりげなく良い質問をしていて
そんな話までしてくれるんだと感激でした。

花沢類がやりたくない役だったとは、衝撃でしたが
やってくれてよかったなと視聴者としても思います。

普段から仲がいいからこその素の状態の会話で
小栗さんと沢尻さんは、相手の回答にとても共感していたので
価値観が似てるんだなと思いました。

やっぱり美しく輝いている沢尻エリカさんに
ついていきたくなるような姉御肌の蜷川実花さん。
赤裸々な話で照れたり熱く語る姿はかっこいい小栗旬さんのトークに
終始、魅了された回でした。